RITAFOODS

CASE STUDY

一筆地調査 事例と回答例

CASE
STUDY

未分類

[事例74]筆界未定について

[質問事例]

昨年度調査において、登記が明治20年と古く、公図と現況が全く整合しない区域があった。調査を進めるが、「親から聞いていない」「自分の土地はここには無い」「この辺は自分の土地である」(伐採を行っていた。)等主張が異なり、地権者等で机上で確認等行ったが筆界が確認できなかった。面積も全く同じ(按分)であるから、当時共有地を同地区住民に分筆登記したものと想定できるが、関係機関すべてに確認行ったものの人証も物証も得られず、約0.5k㎡、50筆が筆界未定処理となってしまった。今後、筆界未定を解消できる見込みがないことから、このまま認証及び成果送付となる予定である。他の市町村で類似事例があればご教示願いたい。また、当該地区は公図混乱相当地域である。

 

[回答事例]

実施計画書作成前又は調査図素図作成段階で、事前確認することも必要かと思えます。地元精通者等の意見を聞きながら、調査を進めていくことが必要と考られます。なるべく早い段階で問題点を把握し、関係機関と協議をすることもお勧めしたいと思います。集団和解方式による地図訂正が可能か検討の余地があると思えます。

お問い合わせ

お急ぎの方はお電話から

096-370-3333

営業時間 9:00-17:00(土・日・祝日除)