［事例７２］外注時における一筆地調査立会について、実施主体（市町村）も 同行すべきか？

［質問事例］

当市では、外注時の一筆地調査立会であっても、受付や調査票・関係資料の管理、境界杭の写真撮影、トラブル対応などのために同行しているのが実情であるが、他の市町村ではどのように対応しているか？

［回答事例］

一筆地調査を外注した場合でも、「現地調査時に発生した問題の内容を十分に把握し、必要に応じ、迅速かつ適切な対応を行う必要があり、また筆界の確認を得られなかった場合の調査については、実行機関からの経緯の記録の提出を受け、実施主体がその後の調査について実行機関に指示し、筆界未定の最終判断は実施主体が行う」（必携2022　P1333）必要があるため、現地の状況を具体的かつ総合的に把握し、適切に判断・対応していくためには同行した方が望ましいと思えます。