未分類
[事例26]倒産した会社名義の土地の取扱いについて
[質問事例]
調査箇所に、倒産した会社名義の土地があり、立会・署名の取扱いに困っている。その土地は清算人 も立てて処理を進めたようだが、結果的に残ってしまった公衆用道路だった。過去に隣接している道路の境界立会があり、清算人の相続人から署名をもらっている書類が出てきた。隣接地の土地所有者からは境界の確認が取れているのでそれをもって処理を進めるしかないところだが、念のため清算人の相続人からの署名も取ることにした。進め方についてご教示願いたい。
[回答事例]
自己で解散し清算決了(会社登記簿閉鎖)の場合は、会社名義の土地が残っているため清算結了できず、資産も負債もなくなってよやく清算結了できることになるため、必要であれば裁判所に選任していただくことになると思われます。破産の場合は、破産管財人(弁護士等)が確認することになると思えます。